今更ながら岐阜基地航空祭の話。
開催前に「オスプレイ展示するよ!」なんてニュースが流れて驚いたんだけど、結局根回し不足だったか見送りになってしまいましたね。
危険だ危険だなんて言ってる人がいるけど、軍に採用されてる航空機が危険なまま運用する訳ないでしょーにねえ。
まあそんな話はおいといて。
11月23日土曜日。
朝6:30東京発の新幹線に乗って乗り継いで行くと、各務ケ原市役所に近い岐阜基地の滑走路端に10:00前に到着。
オープニングフライトとか諦めれば日帰りもできるのねーと思いながら準備してると、午前中の予行をするブルーインパルスも滑走路にタキシングを始めてた。
基地の外だといつもと違う角度で見れるのと、こんな飛行してたのかと発見があって面白いです。
まあ木が邪魔だったりすることもあるけどねー。
ここの家のおじさんに話しかけられて色々と話したんだけど、滑走路の端に住んでるから羨ましいけどうるさいでしょう、と聞いたら
「アレ(T-4)は良いんだけどよ、ファントムがうるせーんだよ(笑)」
うん、わかります。
ブルーの予行が終わって午後もあるけど、行ったみたかった「かかみがはら航空宇宙科学博物館」に行くことにした。
歩いて行ったんだけど、結構な距離があるのよね。タクシーにすればよかった。
試作機も多くて、特に飛鳥の境界層制御のしくみが分かって勉強になりました。
飛鳥の着陸のビデオ流してたけど、最初の頃は高い揚力のおかげでバウンドしやすかったのね。なかなか危なっかしい着陸ビデオでした。
博物館は基地の南側にあるのでブルーをみるのにも良いみたいで、屋上の展望デッキには人がたくさんいた。隠し撮り。
自分の帰りはバスなので脱出が難しくなりそうな予感がして、ブルーは見ずに犬山城に行くことにした。
犬山城へ行くバスに乗っている間にブルー予行開始。度々バスの上空を飛行するのでその度に機影を探してた。
ブルーのプロシージャーターンでは犬山城あたりまで行くんだね。証拠写真(笑)
犬山城の天守閣から撮ってる人もいたし、来年は犬山城を絡めて撮ってみようかな。
この日の宿は岐阜ではなく名古屋。ぼんやりしてて予約が遅くなってしまい、岐阜の宿がとれなかったのです。岐阜で取り直そうとちょくちょく空きを調べてたが、岐阜どころか名古屋までほとんど埋まってきていたので、人がすごいことになるかもとこのとき思った。
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さて翌日、航空祭。晴れだけど薄曇りの天気。前日はピーカンで良かったのにねえ。
朝イチで行ってエプロンにはなかなか入れてくれなかったけど、最前列を取ろうとは思ってないので、その間は技本で開発中の機体を見たりおみやげ買ったりしている。小松で買えなかった「爆音米」を買えて良かった。
今年こと飛ぶかと思ってたけどまた飛ばなかったXC-2。
岐阜基地の宝、T-2 CCV。また飛んだりしないかな。
岐阜のフライトは面白いですよね。
飛行実験団のプライドからか離陸すると各機色々とやってくれます。でもド逆光なので(言い訳)良い写真がすごい少ないのが悲しい。
F-15とF-2の加速競争。F-15が勝ったけどフライング気味??
小牧からE-767の模擬空中給油。航過するだいぶ前から遠くでE-767が旋回して待っていたのが見えていた。
C-130の飛行。不整地に着陸するのが迫力あって好きです。
ブルーの飛行は午前中。昔はあったのかな? 午前中は初体験だったのでなんか時間が狂ったような感覚でした。
1区分で始めたけど、途中で3区分に変更。あれ?と思ったけど、「さくら」をやるためだったそうな。
最後はクリスマスツリーローパスで締め。
スモークがもっくもくで好きな科目です。
ブルーの後に救難展示。
岐阜の良いところは飽きさせないようにプログラムが工夫されているところ。
編隊を組むのに結構な時間がかかるんだけど、その間は別の飛行機が機動飛行して、編隊が組み上がって飛行場に向かうと入れ替わって編隊が通過、編隊を組み直す間また別の機体が飛行といった具合に代わる代わる飛行してくれた。
大編隊×3。
編隊の間に飛んだF-2。美しい。
帰りは三柿野、六軒駅が大混雑してるよーと放送してたのでJRの蘇原駅に行った。岐阜方面乗り場もホームいっぱいに人がいたので一度各務ケ原駅に行って戻ることにした。
が、そこまでやる必要はなかったらしく、自分が乗った列車が蘇原に着いたときは2本列車が行ってたようだが、混雑も解消されていた。
さすがに名鉄とJRの鉄道2本があると人が減るのは早いね。
来場者数は15万人で過去最多だったそうな。
今年は人が多くて脱出が大変ですわ。