富士山

知り合いのボーイスカウトの隊長さんからお誘いを受けて、ボーイスカウトの人たちにおっさん2人が混ざって富士山登って来ました。

富士吉田口から12時過ぎに登り始め、まずは8合目の山小屋「太子館」を目指す。

河口湖が見えた
すでに渋滞発生
山小屋から上もゾロゾロ

7合目あたりまで順調だったけど、8合目の直前が岩場なのと、高山病ぽいような頭痛とめまいが少し出てぐったりして到着。

山小屋で部屋というか寝場所に通されると広い2段ベッドに寝袋で雑魚寝。
すぐに夕食になりカレー+おかずを食べて、朝食(食パンのジャムサンドとパックの五目ご飯)をもらって18時ごろには就寝。23時ごろ出発して山頂を目指す。
どこでも寝られわけではないのでウトウトしてるようなしてないような感じでいたら出発時間。

準備をして外に出ると団体さんもたくさんいてガイドの人が色々と案内したりモチベーション上げようとしたりしている。

すでに渋滞していて、歩いては止まり、歩いては止まり。次の山小屋に到着すると金剛杖に焼き印をしてもらう人がいるのでちょっと休憩。
今登った登山道を見るとどんどん人が登ってくる。

8合目からといっても長いんですわ。前半は良かったけど、山頂近くは高山病なのか睡眠不足なのか頭痛とめまいでヘロヘロしながらやっとこさ山頂に着いた。ちょっと泣けた。

山頂で缶ジュースの熱いミルクティー(400円)を飲みながら休んだらめまいは治った。

で、御来光を待ったけど、山頂の天気が悪くて一瞬明るくなるけど太陽は出てこない。待っててもダメそうなのでお鉢巡りに行こうとしたら太陽が出てきたけど、すぐに隠れてしまって写真が撮れなかった。残念。

お鉢巡りは風が強くてたまに身体が持って行かれそうになるほど。
右は火口、左は山肌と蟻の戸渡り状態で30分ほど歩いてホントの最高峰、剣ケ峰に到着。

おっさん2人で記念撮影

山頂に戻ってひと休み。食事をしたかったけど、食べると高山病が悪化するそうなのでがまんして缶のコーンポタージュだけ飲んだ。さっき飲んだミルクティーもそうだっけど、猛烈に美味しかった。

さて下山。

下山はまさに修行だった。赤茶色の砂利道をひたすら下りて行くのみ。長い上に同じ道と景色で飽きてきて油断するとコケる。雨が降ってきて景色も望めなくなってかなりキツかった。

11:30ごろに富士吉田口の五合目に到着して登山終了。お疲れさまでした。

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カメラはデジタル一眼を持って行こうと思ってたけど、カメラ機材で2kg重くなるのは体力的に厳しいし、登山中は出し入れして撮影してられないだろうと思ってコンデジだけ持って行った。

結果的には天気が悪かったのとカメラが出しづらい状況も多くて、持って行かなかったのは正解だった。

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ボーイスカウトの人たちは小学6年生~中学生だったけど、よく登りきったなーと思って感心した。自分が中学生のころに登れたか考えると、今でこれだけ余裕なかったんだからかなり難しいと思う。

この日登ったスカウトたちが良いスカウトになれるようにこっそり応援してます。

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また行きたいか? と聞かれたら、とりあえず筋肉痛がなくなるまでは行きたくない。
ご来光見たいし景色のいいときにまた行きたいとは思うけど、山小屋で眠れるかどうかが自分にとって問題だ。