岩国基地フレンドシップデー

F/A-18とハリアーが飛ぶのは国内でここだけなのでいずれは行きたいと思っていたものの、開催はいつも5月5日のゴールデンウィークで混んでるしあらゆるものが高いしでずーっと悩んでいたが、結局行くことにした。

泊まったホテルは広島市内の銀山町だったので広島駅まで1kmほどを歩き、岩国に向かう一番列車のホームに着いたら既に長蛇の列。来た列車は4両編成で当然満員。
もちろん座れなくて1時間立ちっぱなしかと思ったら前に座ってたおばさんが途中の駅で降りて座れてたのがラッキーだった。
途中駅では乗れない人も出てたので、車両数増やすとか臨時列車走らせるとか何とかできないもんですかね、JR西日本。

岩国駅に到着してシャトルバスに乗ろうとすると、これまた長蛇の列だったので係員に聞いてみたら今だったら歩いた方が速いという。

基地まで2km。

てくてく歩きましたよ。昨日の疲れもあったので早速疲れてきた。基地に着いたら手荷物検査で20分ほど待ち、そこから飛行機が展示してあるところまでさらに1kmほど歩く。

展示エリアには目的のひとつ、ハリアーが展示されていた。
US-1Aも展示されていた。でっかい。

今回は有料の観覧席のチケットが事前に販売されていて、最初の販売では買えなかったが再販されて買うことができた。観覧席に行ってみるとひな壇ができていて人数もそれほど多くなくてゆっくり見ることができた。有料席じゃないところはかなり密集してたので、チケットとったのは正解だった。

観覧席に座ったら座ったでやたら眠くなってしまいウトウトしながら写真を撮っていたんだけどね。びっくりするぐらい眠かったわ。

アクロバットチームの「ウイスキーパパ
 と「チームディープブルース」の展示飛行。写真は2回目の展示飛行のとき。

プロペラ機のアクロバット飛行を見るのは初めてだし変な飛び方するので撮るのが難しくて面白かった。

大好きなヒコーキのひとつ、US-1Aの後継機US-2も飛びました。これも初めて見た。スローローパスはホントに遅くて感動した。

先日このヒコーキの輸出を実現するためのニュースもあったので今後が楽しみ。海外輸出も良いけど小笠原航路も良いと思います、石原都知事。

新田原のF-4が来た。
陸自のヘリが飛んで隊員が降りて国旗掲揚。

築城のF-15とF-2も機動飛行。

三沢から来たF-16のデモチームは2回もデモフライト。
ハリアーの機動飛行。ヒコーキらしくない動きと音が凄い。
アメリカさんがよくやるパラシュートで国旗掲揚というか降下というか。

ブルーインパルスは今年初の飛行になるのか。
会場は旧滑走路の前にあるけど、まったく見えない新しい滑走路が目印になってる演目があって遠くでよくわからなかったり。上空が風が強かったらしく、1区分ながらいくつかの演目が変更されていた。

それと初めて無線を聴くことができた。「りゃあぁ~~~~り!」って叫んでたり(Readyと言っているはず)風のことを心配してたりしてすごい面白かった。

ブルーが飛んだ後にF/A-18の飛行をちょっと期待したもののアメリカ兵が片付けを始めたので諦めて撤収。結局F/A-18は飛ばずじまい。

帰りはシャトルバスに乗ろうか考えたが、行きの混雑ぶりを考えたらダメだろと思って歩くことにした。ヘロヘロに疲れていたので歩きたくなかったけど、意外と足腰が回復していてすんなり歩けてしまった。ちょっと体力ついてきたのかも。
広島行きの電車も満員で1時間立ちっぱなし。歩きよりも立ってた方がキツかったな。

総括すると、今回の岩国基地FSDで良かったことは「初めて」が多かったこと。
US-2、アクロバットチーム、ハリアーの飛行が見れたこと、ブルーの無線が聞けたこと。

悪かったことは今まで行った航空祭で一番疲れたこと。
GWで駅から近いホテルがなくてやや離れたところにホテルを取ってしまったこと、駅からなんとか歩けてしまう距離の基地ということもあって、とにかくよく歩いた。ざっと考えて8kmは歩いてるのか。普段から歩き慣れてない自分にはきつかった。
絶対やせてるはずだから体重計には乗っとこう。

++++

ちなみにさっき書いたの「広島行き」と今回の記事は帰りの新幹線の中でほとんど書きました。乗車時間4時間はさすがに暇なので、ちょっと書いて寝ようと思ったら目が冴えてしまってほとんど書き終わってしまった。

新幹線の車両最後部の窓際ってヒキコモリ席でよいね。座席の後ろに荷物がいっぱい置けるし、最新型の車両ならコンセント使えるのがありがたい。ベストは1E席(2人席の窓側)だけど、1A(3人席)になってしまいました。

ゴールデンウィークだけあって、デッキで子供が親と一緒に遊んでてデッキと座席の間の自動ドアが閉まらなくて声が筒抜けでうるさかった。躾がなっとらん!