青森旅行つづき。
0〜1日目
2日目
++++
航空祭のあと、下北半島へ行く大湊線に乗って終点の大湊駅まで。
下北半島を走る大湊線は2時間に1本ぐらいしか走らないローカル線。田んぼの中や海沿いをのんびり走る・・・と言いたいがローカル線とは思えないスピードで突っ走る。
こんな駅が多い。
泊まった宿はいまいちだったなー。大浴場とかあるところにすればよかったかな。前日が良かっただけに。
3日目は大湊から隣駅の下北駅に行き、レンタカーを借りてドライブ。
行き先はまず恐山。
恐山へ行く途中に水が湧き出ているところがあり、飲むと長生きするというので是非ガブ飲みしておきたい。
見つけたー!
でかいひしゃくを持って汲もうと近づいたら足を滑らせてすっ転びそうになったが、なんとかバランスをとって難を逃れた。危なかった。
誰かはわかりませんが、すいません自重します。
恐山は霊場として信仰・修行の場所であって観光地な雰囲気は少ない。駐車場に車を止めて外に出たら硫黄のにおいが鼻をついた。おみやげ屋というかお供物を売る店と食事処が1軒ずつある程度。観光客もそこそこいるんだけど、音や声が響かないというかそんな感じの妙な静けさがあった。そういえば子供がいなかった気がするな。足場が悪いのと子供が楽しめるようなものが一切ないからね。
オトナにとっては地獄っぽい風景と宇曽利湖(うそりこ)の色がきれいでたまりません。
それと曇り空がすごく似合う。
白黒にしてみたり。
恐山で唯一観光地らしかったのが合掌 霊場アイス。恐山は地熱もあって暑かったので食べてみた。ここはよもぎアイスでしょー。
あ、普通にうまい。よもぎというより抹茶シャーベットでした。
恐山を後にして尻屋崎に向かう。
のんびり行きたかったのでどんどん道を譲る。地方の人はスピード出してて怖え。
写真撮ったりしながら1時間ほどで尻屋崎到着。
尻屋崎はゲートで区切られていて、寒立馬(かんだちめ)という馬が放牧されている。ゲートを入ってすぐに馬がいた。
人を怖がらないというので触ることもできる。とはいえ、馬はでかくて歩く音がドスドスしてるもんだから恐る恐る近づいて触っていた。慣れたころに子馬が近づいて来たので写真を撮りながらナデナデしまくってたら足を甘噛みされた。よだれ跡が…。
ちなみに尻屋崎は潮風が強く、放牧されっぱなしなのか馬をナデナデすると手がうっすら汚れます。それと、馬糞が地雷の様にそこらじゅうにあるので気をつけましょう。
運転中も尻屋崎に近づいたら風が強くなってきたなと思っていたが、灯台のあたりはすごい風。風に向かって写真を撮ってたら潮風でレンズが汚れてしまった。刑事が犯人を追いつめてそうな最果て感がすばらしい。
昼ごはんはむつ市街に戻ってからと思っていたが、お腹減ったし探すのも面倒だしと思って灯台近くの店に入り豚丼とおでんを注文した。店の見た目がコレ
なので海の家みたいなもんだろと思ってまったく期待してなかったが、食べたらびっくりするほどうまかった。おでんのつぶ貝が絶品で豚丼の肉もジューシーで柔らかく、ボリュームもあって大満足だった。
むつ市街に戻ったがレンタカーの返却まで時間があるので大湊線の無人駅に行ってみた。
まだ時間があったので、水源地公園にダムを見に行った。大湊には海上自衛隊の基地があり、ここも自衛隊の施設だったところ。北洋館というのもあった。
といったところでレンタカー返却時間。
下北駅からの帰路は「きらきらみちのく下北号」で八戸まで1時間半。
そこから新幹線で3時間で東京。尻が痛いぜ。やっぱり寝台はいいな。